DHS(米国国土安全保障省)、サイバーセキュリティ等についてのパブリックコメントキャンペーン「My DHS Idea」を告知

ニュースソース:Homeland Security Blog

以下は、2017年6月27日に公開されたDHS Launches “My DHS Idea” Campaignを要約したものです。


米国国土安全保障省(DHS)は2017年6月27日、米国国内の国土安全保障問題に関する意見募集(パブリックコメント)のキャンペーン「My DHS Idea」の開催を告知しました。
キャンペーンは、DHSの広報部門(Office of Public Affairs)が担当します。

DHSは、同省のプログラムと優先事項に関する主要戦略レビューを作成する過程にあります。
最終的に完成したレビューは、2017年12月に「2018年度国土安全保障レビュー(2018 QHSR)」としてアメリカ合衆国議会へ提出される予定です。QHSRは4年ごとに提出されています。
キャンペーンに寄せられた一般市民からの意見は、レビューに反映されます。

投稿者は、自身または所属するコミュニティや米国にとって最も重要と考える国土安全に関する問題を、意見として投稿します。投稿はIdeaScaleというプラットフォームで行います。他の投稿へのコメント送信、DHSが最優先すべき事項だと思う投稿への投票を行うこともできます。
DHSは、投稿者のプライバシー保護のため、個人情報を伏せて匿名で投稿することを推奨し、プライバシーポリシーを公開しています。また、DHSの政策担当者もディスカッションに参加し、適宜コメントを投稿します。
こうした相互的な形式を採用することで、すべての人がディスカッションに参加し、最も関心と支持の高い意見を見出すことが意図されています。

現在までに、詐欺に関する政策の改善と被害者・証人・情報提供者の保護(Correct Policies which encourage Fraud & Harm Victims/Witnesses/Informants)、電磁的な防壁(The Electronic Wall)、サイバーセキュリティと国土の安全(Cybersecurity and Homeland Security)、学校における安全対策(School Active Threat)などの意見が投稿されています。